知財訴訟Q&A

特許 PATENT

特許権の侵害とは、具体的にはどういう意味なのですか?

特許権の侵害は、特許権者に無断で業として特許発明を実施することです。
ここでいう、特許発明の「実施」とは,特許発明の技術的範囲に属する行為を指しています。 具体的には、物の発明ではその物の生産、使用、譲渡等若しくは輸入又は譲渡等の申出をする行為であり,方法の発明ではその方法の使用をする行為、物を生産する方法の発明ではその方法の使用をする行為のほかその方法により生産した物の使用、譲渡等若しくは輸入又は譲渡等の申出をする行為です。 侵害の態様としては直接侵害のほか、間接侵害(発明を構成する要件には該当しないが、侵害の予備的幇助的な行為で法に規定あるもの)も侵害となる場合があります。 業としての実施でない場合、例えば個人が家庭内で行う場合は業としてではなく、侵害とはなりません。 また、実施を適法とする権限がある場合、例えば、専用実施権(特許法77条)や通常実施権(特許法78条)等を有する場合は侵害となりません。